紙一重hypocrite

しあわせをひろってつなげていきていく

Welcome Rain

 

 

2015年も残りあとわずか。

たまには1年を振り返ろうかと思います。

 

まず転職をした。

前職は音楽関係の仕事をしていたのだけれど、

とにかく薄給で、自分の将来も正直不安があったので転職することにした。

もともと就職活動していた時から某CD販売員をしていたこともあり

音楽に携われる仕事を希望していた。

ただ大手以外そもそも新卒を募集しているところがなく、

中途募集しているところにメールをして履歴書だけでも見てくれ!

と売り込んだりもしていた。

 

でもまぁそんなにうまくいかず、結局まったく関係のない仕事に就いた。

しかしその会社がブラックというか気が狂った会社で、

ちょうど半年ごろ経ったあたりにたまたま音楽事務所の社長と話す機会があり

その事務所に逃げるように転職をした。

 

結果的に音楽事務所での仕事は楽しかったし、やりがいはあったが

やはりそれだけでは食っていけないし、なにより将来が不安だった。

 

自分がどんなに頑張っていても

履歴書の職歴で判断する人はたくさんいるし、

「自分は自分のやりたいことをやっているからいいんだ!」

と振り切ることもできなかった。

 

だから音楽事務所で働けたことはうれしかったが、

1~2年で展望を見据えて続けるかやめるか判断するつもりでいた。

 

結果転職することにしたわけだが、

結果的にはとても満足している。

 

運よく大手の安定した企業に入ることができ、

なんていうか大きいからこその基盤がしっかりしているところや

ちゃんと決まった額が一定で入ってくる、そんな当たり前のこともうれしかった。

なにより仕事が忙しく、自分なりに考えて動いて

すごく充実しているし学ぶことが本当にたくさんある。

 

たぶんそこそこの給与をもらって、ストレスなくのうのうと働くことは

不可能ではないし、そういう人もいるんだろうけれど、

自分は忙しく時間に追われる中で優先順位をつけで仕事を回したり、

周りの人のやり方を盗んで効率アップを図ったり、

成長してきてまた新しい課題が見えてきたり、

そういうほうが好きだし、

仕事をする、という基本的なスキルを1から学ぶことができている気がする。

 

とにかく転職したのは7月で、まだ半年経っていないが

すでに1年くらいやっているような充実があるのは幸せだと思う。

 

自分はいい大学を出ているわけでも、

秀でた能力があるわけでもない。

でも多くの人がなんとなく大学に進学して、なんとなく就職して

なんとなく家庭を持っていく中で、

リスクを負ってでも好きなことに飛び込んだこと

またそのおかげで危機感を持って動くことができたことに

誇りというか、自分のよさになったと思っている。

 

今現在の日本は夢を追えとかいう癖に

夢を追う人間に冷たすぎる。

 

それでも、前記したように

なんとなくみんなと同じ生き方(それが悪いとは言っていない)

をしたひとより、自分の生き方をした人を

魅力的と思ってくれる人もいる。

父は私に

「普通の会社で働くのは無理、収まらない」

とよく言っていた。

自分自身ではそんなことはなく、

うれしいような嬉しくないような複雑な気持ちだったが

まぁはみだそうがはみださまいが、そこに自分の意思があるなら

突き進め、と思う。

 

たぶん本気になればどうにでも転ぶので。

自分の人生は自分で作りたい、と思った。

 

とにかくそんな感じで前半は転職・将来への不安って感じで

後半は就職・多忙、そんな1年だった。

 

どうも自分は今年大殺界だったようなのだけれど

まったくそんなことはなくむしろ充実していたので

占いはしょせん占いです。

大殺界のみなさん、安心してください。

 

来年は来年で新しい課題がたくさん見えてくるので

そこをこなしつつ、

私生活でもいろいろ挑戦したい。

 

今年も皆様お疲れ様でした。

来年もいい年になりますよう。

 

 

 

 

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